理事長挨拶

 皆様が「マナー」という言葉から連想されますことは、社会人になって守るべきルール(ビジネスマナー)、 電車などでの公共のマナー広告、レストランでの食事作法や振舞というようなものではないでしょうか?そのようなことも大切なことですが、 「マナー」とは人が互いに気持ちよく心豊かに暮らしていくために必要不可欠な「思いやり」であり、「愛」であり、それらを知ることと私たちは考えています。


 新渡戸稲造の著書「武士道」のなかに「マナーは愛」と書いてあります。愛とは大切に大事に思う心です。人間ひとりひとり、顔が異なるように心も異なります。 物の感じ方、受け止め方が違うのです。「どうしてそのような考え方をするの?」と言われてもその人はそのような性格に生まれてきたのです。 人は、顔を選んで生まれてきていないように、自分の性格も選んで生まれてきてはいないのです。


 このようなことを踏まえて自分以外の人間も少しずつ理解していくことができるような思いやりの心を、子どもたちの心に育んでいけたらいいなと思っています。 それが、自分も大切に他人も大切にという本来の思いやりの気持ちになっていくのだと思っています。自分がされて嬉しいことをする、自分がされて嫌なことはしない。 このことを相手の立場に立って考え、それを言葉や表情、時には電話、手紙、電子メール、そしてプレゼント等で表現するウォーム(ぬくもり)ハートのマナーを このマナー教育サポート協会の活動を通じて広めていけることができたらと存じます。いつの日かあなた様とお会いできることを楽しみにしております。


理事長 岩下 宣子 (いわした のりこ)